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2026年5月31日 三位一体の主日

  • 執筆者の写真:  カトリック戸塚教会
    カトリック戸塚教会
  • 5月30日
  • 読了時間: 4分

もし皆さんが子どもたちに神様ってどのような方かについて話すとしたら、どのように話されるでしょうか。神様は目に見えないけど、私たちといつも共にいて下さる方、私たちの幸せを願って導いてくださる方、そのように話すことができるかもしれません。そして神様のことを話すとき、私はその手がかりとして神の子であるイエス様のことから話を進めていくと、話しやすいのではないかと思います。

 

神様は私たちの目でその姿を直接見ることはできません。でも2千年近く前、イエス様がこの世に来て話をしてくださり、力ある業を行ってくださったことによって神様の姿と心を表してくださいました。イエス様は、私には父がいるとおっしゃられ、御自分の父である方、天の父についてたくさんの話をしてくださいました。神の子であるイエス様が伝えてくださったから、私たちは天の父がどのような方か、またどのような心の方か知ることができます。

 

イエス様にとってもこの御自分の父である方がとても大切な方であり、いつも天の父に向かって祈っておられました。イエス様にとって祈りは御自分の父と何でもお話なさることでした。そしてイエス様は御自分の父のみこころのままにすべてを行なわれ、最後は、御自分のすべてを与えて十字架の上で命を捧げてくださいました。イエス様がなさったことはすべて天の父の心と同じでした。イエス様は、御自分のすべてを捧げて歩んでくださり、十字架の死を経て復活なさいました。そして復活されて40日後に、天の父のもとにお戻りになられました。イエス様の昇天後、約束されたとおり、聖霊が天の父のもとから送られました。

 

私たちが信じている神様は、父と子と聖霊、イエス様の父である神とその独り子であるイエス様、そしてそのもとから遣わされる聖霊。父と子と聖霊だけど完全に一つの神様であること。これを私たちは三位一体と呼んでいます。三位一体と聞くと何か難しいことのように聞こえますが、決して難しいことではなく、神様は父と子と聖霊で、完全に一つの心、一つの神としていてくださるということです。

 

現代という今を生きる私たちが、神様のことをより深く知り、その心にふれて歩むことができるために何が大切でしょうか。神様の姿を私たちの目で直接見ることができたら話は簡単ではないか、そう考える人がいるかもしれません。でもそれは私たち人間側の思いであって、神様は、今は目に見えるかたちで姿を表すことはなさいません。でも目に見えないかたちであっても確実に、私たちの中に共にいてくださっておられるのです。そして私たちの歩みを共にしてくださっています。私たちが心で神様に何でも話し、神様と心を合わせて歩む生き方を大事にしていくとき、その歩みの中で、またその歩みを振り返る時にふと神様が共にいてくださっているのは本当だと感じさせてくださいます。ただじっとして何もしないで待っているのではなく、また自分の願いだけを祈りとして捧げるのでもなく、自分も神様と心を合わせ働いていくように努めていく時、神様はきっと御自分の存在を私たちに感じさせてくださるのではないでしょうか。

 

一人ひとり自分の中で、神様とつながり、神様を感じる場を大事にして歩むこと。そのために何でも神様に伝え、その神様が自分の側にいてくださることを感じていくこと。神様が教えてくださった神様の姿、父と子と聖霊で完全に一致し一つであられる神様と私たちもつながって、神様がもっておられる交わりに私たちも与りたいと願います。その喜びに入るために、今の私たちの生活があるのだと思います。

 

天の父である神様は、御自分の大切な独り子であるイエス様を私たちに与えてくださいました。そして今を生きる私たちのために御自分の霊である聖霊を送ってくださっています。それは私たちが神様から離れて滅んでしまうのではなく、神様と共に歩んで救われるためです。私たちが励まし合い、思いを一つにし、平和を保って歩むとき、愛と平和の神が私たちと共にいてくださいます。私たち教会が、これからも一つの家族として信仰の喜びを生きることができますように祈りましょう。そのために毎日、天の父とその独り子であるイエス様と神の霊である聖霊を意識して、その神様が今日もこの私と共にいてくださり、共に働いてくださることを信じて日々の生活を送っていきたいと思います。毎日、父と子と聖霊であられる神様を思い起こし、その神様を意識し、何でも話すことで神様としっかりつながって日々の生活を過ごしていけますように。その積み重ねを通して神様としっかりつながり結ばれ、救いを実感することができますように祈りたいです。

 

 
 
 

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