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2026年5月24日 聖霊降臨

  • 執筆者の写真:  カトリック戸塚教会
    カトリック戸塚教会
  • 5月23日
  • 読了時間: 3分

ヨハネ20:19-23


イエス様は復活され40日に渡って姿を現わされた後、昇天されました。そしてマリア様と弟子たちはしっかりつながって共に祈っていました。そこにイエス様が約束された通り聖霊が注がれました。これが教会の誕生の場面だったということです。


弟子たちは教会の活動を始めるにあたって、聖霊の働きを強く感じました。これまで神から遣わされた者としてイエス様が地上で行なわれてきたことを、これからは弟子たちが引き継いでいくことになります。そして弱い人間である弟子たちがこの使命を生きることができるように聖霊という神の息吹、神の力が与えられます。


イエス様を置いて逃げてしまった弟子たちも、イエス様から聖霊を受けることで、神の愛を証しする者に変えられていきました。そして最後はイエス様と同じように命を捧げました。

イエス様が天の父のもとから送られる聖霊は、人をあたため、励ましと導きを与えます。聖霊は、神に逆らう働きに対して神の光で照らしていきます。深い闇の中にあった弟子たちを真の光の世界に導いたのも聖霊です。そしてその同じ聖霊が現代を生きている私たちにも働きかけてくださっているのです。

大切なことはいかに私たちがその聖霊の働きに気づき、それを感じ取っていくことができるかです。そして自分の中に聖霊が働きかけてくださっていることを実際に体験していくことです。

普段の生活の中で困難や損に思える生き方のうちに喜びを見出していくような体験。神様が目に見えないかたちで自分を支えてくださっておられることを感じる体験。そのような体験の中に聖霊の導きを見出すことができます。損が損ではなかった、やはりこれでよかったのだと心から思える出来事の中に、人を真のいのちに導く聖霊の働きがあります。

聖霊は、私たちがイエス様からの使命を引き継ぎ、人々に神様の存在とその働きのすばらしさを証ししていくために働かれます。そして聖霊は神と人、人と人とのつながりを強め、より深いものとなるために働かれます。イエス様が言われる「聖霊を受けなさい。だれの罪でもあなたがたが赦せば、その罪は赦される。」という言葉の意味は、聖霊は、神と人、人と人との関係を修復し、取り戻すために与えられるということです。聖霊の働きの特徴は、関係を強めること、絆を取り戻すことにあります。

弟子たちが体験した聖霊降臨という大きな出来事を、何か特別な日の出来事と取るのではなく、私たちにとっても毎日が聖霊降臨なのだと思うことができたら幸いです。

私たちが日々聖霊に満たされて行動することができますように。また聖霊の導きを識別し、聖霊の呼びかけに心から応えて生活できますように祈りたいです。

私はこの大切な聖霊が、私たちの心にいつもとどまってくださるために私たちがすべき大切なことをあげたいと思います。


一つは、沈黙のうちに祈る時間を持つこと。そして聖霊は私たちが願い求めなければ私たちの心が聖霊で満たされることはないということを心に留めること。


二つめは、弟子たちに聖霊が降ったとき、マリア様がいっしょに祈っておられたことを思い起こすこと。聖霊降臨とマリア様の存在は深いつながりがあります。だから、私たちも聖霊を求める時、マリア様と共に祈ることを意識することです。私たちがマリア様と心を合わせて祈るとき、聖霊が注がれるでしょう。


私たちの生活の中には十分でないところ、足りないところがたくさんあります。そしてそれは決して人間の知恵や力だけでは乗り越えることができないということです。今日、聖霊降臨の大きな出来事を祝う私たちが、聖霊の働きの必要性と、その働きを見出す力を願っていきたいです。そしてこれからの毎日が私たちにとっても聖霊降臨の日となっていきますように祈りたいです。

 
 
 

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