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2026年4月26日 復活節第4主日

  • 執筆者の写真:  カトリック戸塚教会
    カトリック戸塚教会
  • 4月26日
  • 読了時間: 4分

ヨハネ10:1-10


私たちは今、復活節を過ごしています。そして今日はその4番目の主日です。福音ではヨハネの福音10章が読まれました。この箇所が選ばれているのは、良き牧者として今も生きておられるイエス様と私たちとの関わりを味わうためです。イエス様は言われます。「羊はその声を聞き分ける。羊飼いは自分の羊の名を呼んで連れ出す。自分の羊をすべて連れ出すと、先頭に立って行く。羊はその声を知っているので、ついて行く。しかし、ほかの者には決してついて行かず、逃げ去る。ほかの者たちの声を知らないからである。」


イエス様は御自分を羊飼いにたとえておられます。そして良い羊飼いは羊をすべて連れ出して豊かな命へと導いていきます。このイエス様の言葉の中で私は羊はその声を知っているという言葉に目がとまります。私たちが何かを知っていると言うとき、それは知識を持っているというより、実際に経験を通してすばらしさを味わったことがあるという意味です。私たちが何かについて知識として知っていることと実際に体験を通して知っていることとはやはり違いがあると思います。

私たちにとってイエス様に対してはどうでしょうか。私たちはイエス様について知識として知っているのでしょうか。それともイエス様を実際に自分の体験を通して知っているのでしょうか。これは私たちにとってとても大事な問いだと思います。自分はイエス様をどのように知っているのだろうか。そしてどうイエス様に出会うことができているだろうか。このような問いを私たちは大事に受けとめたいです。そして私たちもイエス様との豊かな出会いを体験していきたいです。

復活されたイエス様の姿を私たちが直接のかたちで見ることはできません。それでもイエス様は確かに共にいてくださっています。そのイエス様を私たちが実際に体験していくことです。それは私たちの信仰生活の中で一番大事なことかもしれません。ペトロが11人と共に立って、声を張り上げ話した時、人々は大いに心を打たれ、「兄弟たち、わたしたちはどうしたらよいのですか」と尋ねます。私たちも同じように、現代という時代の中でイエス様の声に聞き従うことを願っている私たちはどうしたらよいのですかと声を上げていくことです。現代は情報があふれ、いろんな声が私たちの周りを覆っています。私たちにとって何が大切なことなのか、それがわかりにくくなっています。そのような中にあっても、私たちはイエス様の声を聞き分けられるようになっていきたいです。


イエス様は「わたしが来たのは、羊が命を受けるため、しかも豊かに受けるためである」とおっしゃいます。私たちがイエス様から真の命を受ける。それも豊かに受ける。そのためにイエス様の声を聞き取り、その声に従って歩む。どのようにしたらイエス様の声を心で聞き取っていけるのでしょうか。一つ言えるとしたら、それは普段の生活の中でイエス様の存在を意識することです。どのような状況にあっても繰り返しイエス様の姿を意識し心を向けてみることです。イエス様だったらどのようにお思いになられるだろうか、そのような思いを意識してみることです。それを繰り返す中で私は自ずとイエス様の声を聞き取ることができると信じます。

忘れていけないのは、使徒ペトロの手紙にあるようにイエス様は私たちが罪に対して死んで、義によって生きるようになるために十字架にかかってくださり、私たちはそのイエス様がお受けになった傷によっていやされたということです。苦しみや困難の中にある時、イエス様の姿を思い起こして、心でイエス様に何でも伝えながら、イエス様が私たちの心に語りかけてくださる声を大事に聞いていくことです。そのために一人ひとりができること、毎日イエス様に呼びかけ、イエス様に自分のことを語り、イエス様の存在を意識してイエス様が今日も共にいて一緒に働いてくださることを願って毎日を過ごすことです。イエス様はイエス様を大切にし、イエス様の声を大事に聞こうとする私たちを、真の豊かさへ導いてくださいます。復活されたイエス様は今も私たちの中に共にいてくださるのです。それをいつも感じて与えられた日々を大事に過ごしていきたいです。







 

 

 

 

 

 

 
 
 

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